君たちの弱点はどうも「単位の計算」と「文章題」のようだね。
ちょっとだけ練習してみようか?

 まずは「基本」。
 「1mm」と「1cm」のかんけいおぼえているかな?
左の図は,教科書でもよく見ますよね。
 まあ,「1cmをマッチ箱」「1mmをマッチ」
にたとえて言うなら…
マッチ箱にマッチが10本入っている
のと同じかな?
 こんなふうにかんがえると,2学期にならう「m」は…
大きな箱にマッチ箱が100個入っている
という感じになるけどわかる?
この場合『大きな箱』というのが「m」だよ。
 「水のかさ」の場合,
「1デシリットル」と「1リットル」では,長さのかんけいと
ちょっとちがっているけど,
かんがえ方は同じだよ。
 「長さの計算」や「かさの計算」の場合,「cm」は「cm」
どうしで計算するように,同じ単位のなかまどうしで計算
していきます。
 しかし…なかまがいない時は,どうでしょう?
足し算の時は,
大きい単位のものからならべて書けばいいけど,
引き算の場合は…
そう!なかまをつくればいいのです。
 『1cm−1mm』のような計算は
『10mm−1mm』としてやると
計算できますね(*^,^*)

ただし,これだけは知っておこう!
答えで
「1cm10mm」いうふうになる場合がありますね。
これは×になります。
なんで?
かんがえてごらん(*^,^*)
今度は文章題ね…そこで
「計算問題はできるのに…」
こんなお友達がとても多いなあ。
「計算」というのは「文章題」に書かれている内容のように,
私たちの身の回りに関わる問題を解くために使われる「1つの方法」なんだから
計算でいくら100点とっても正直言って役に立つのはテストだけ!
なんだかさみしいぞお〜

まあ,ここで問題を出しても良いけど,まずは
『見直し』だね!
そして…
『物を作る遊び』『手伝い』など,いろいろ経験することだな。
例えば…
『1円玉の幅はどのくらい?』
とか,
『2年生が10分かけて歩くと,どのくらいすすむ?』
とか,
『自転車に1時間のってすすむ距離は?』
とか,
『両手ですくえる水の量は?』
なんて質問されたとき,なんてこたえる?
「習ってませ〜ん」
じゃあ,あまりにもさみしいねえ。

そこで宿題

身の回りのものを見たりさわったりしたときに,(買い物も)
「これはどれくらいかな?」
と予想して,確かめてみること!
どれだけ正確に予想できるでしょうねえ(*^,^*)

これって,けっこう役に立つ勉強なんだよ!


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